☆新作版画情報 緋色雪先生☆
神絵祭版画情報もいよいよ大詰め!
本日は和をイメージした作品を版画で発表してくださる、緋色雪先生です!
もちろん、神絵祭用描き下ろし作品です☆
タイトルは『柳に蛙』。
こちらは近年先生が版画作品でシリーズ展開している『花札』をテーマにして描かれた作品の一つです。
先生からコメントいただきましたので、
ぜひご覧ください。
◆花札の一枚である『栁に蛙』をテーマに描かれた今作ですが、
先生の中ではどのようなイメージで描いた作品なのでしょうか。
花札としてはモチーフとして人物が居る絵柄ですが、
その印象とは別の感じで表現したいと思いながら描いています。
既に2作品(※『花言葉』『芒に月』)を描いているので、その流れも意識しています。
↑ 『花言葉』 ↑ 『芒に月』
◆見てほしいポイントはどこですか?
帽子と蛙扇子ですかね? 模様は相変わらず妄執で仕上げてます。
上手くやると素材使ってるみたいになるジレンマ……厄介です(笑)
※先生の着物の柄などは、素材を使わずに、先生の感性で一つ一つ描いているのです。
◆苦労した点はどこですか?
小野道風(※おののみちかぜ/花札の『栁と蛙』の札に描かれた人物)を描かないで
女の子にすげ替えることと、蛙をどうやってねじ込むか……です。
◆神絵祭で発表される描き下ろし版画作品は
ここ何年か花札をテーマにしていらっしゃいますが、
先生にとって花札の絵札はどのような魅力がありますか?
デザイン性とモチーフ表現力の塊みたいな所に痺れて憧れます!
◆ ご覧いただいている方にメッセージをお願いします!
※こちらは神絵祭会場のパネルにてご覧ください
今回の作品は墨絵風の背景も見どころです!
墨絵風の色はコピーなどの印刷物では、
にじみの表現が色が均一になってしまい、美しい濃淡が見えなくなってしまうからです。
ぜひ緋色雪先生の新作版画の美しさを、会場にてご覧ください!